札幌市中央区のスズカ社会保険労務士法人|札幌駅・大通駅近|人事労務顧問・就業規則・助成金・給与計算などのご相談受付中  TEL.011-205-0731[平日 10:00-17:00] WEBフォーム受付

BLOG

増加するクマ出没に企業はどう備える?―安全配慮義務と労務リスク対策―

近年、気候変動や都市開発の影響で北海道のヒグマだけでなく本州都市近郊でもツキノワグマなどの野生動物の出没が増加しています。これらの大量出没は、労働環境に新たなリスクをもたらし、企業にはより一層の安全配慮義務が課されています。今回は、こうした大量出没に対する企業の対応と労務リスク管

2025年版「年収の壁」について

2025年度の最低賃金について、すべての都道府県の地域別最低賃金の答申が出揃い、全国加重平均額は昨年度の1,055円から66円高い1,121円となりました。いわゆる「年収の壁」を気にしながら働かれている方にとっては、働き方を見直すタイミングではないでしょうか。今回の記事では202

2025年12月2日からのマイナ保険証への移行と企業の対応ポイント

2025年12月2日から、従来の健康保険証の利用が終了し、マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」への切り替えが本格的に始まります。今後は、病院や薬局での保険証提示がマイナンバーカードに一本化されていくため、企業としても従業員への案内やサポートが大切になります。

令和7年10月施行【育児・介護休業法改正】

令和7年(2025年)10月から、改正された育児・介護休業法が施行されます。令和6年(2024年)に大幅に改正された育児・介護休業法が、令和7年4月に続き、10月1日より追加的に施行される部分があります。これにより、育児中の柔軟な働き方の実現と職場での支援体制の強化が、より具体的

【令和7年7月新設】キャリアアップ助成金 短時間労働者労働時間延長支援コースについて

厚生労働省は、「年収130万円の壁」の解消に向けた対策として、キャリアアップ助成金に「短時間労働者 労働時間延長支援コース」を新設しました。短時間労働者が、社会保険加入により「年収の壁」を越えた際に手取りが減るという問題が、短時間労働者の働き控えを引き起こしている背景から、従来の

日本の賞与、他国の賞与

ボーナスの時期ですね。日本では夏のボーナス、冬のボーナスという言葉をよく聞きますが、他の国ではどのように賞与が支給されているのでしょうか。日本のボーナスの特徴と他国のそれを比較してみましょう。<日本のボーナスの特徴>・支給の定期性: 多くの企業で夏(6〜7月)と冬(12月)の

職務給に注目!厚労省が導入に向けた手引きを公表

◆職務給とは?なぜ今注目されている?職務給とは、従業員の役割や職務内容に基づいて決められる給与のこと。近年、企業も従業員も、この制度に大きな関心を寄せています。その理由として、厚生労働省が「個々の企業の実態に応じた職務給の導入」を、「リ・スキリングによる能力向上支援」、「成長

令和6年度両立支援支援助成金の拡充

厚生労働省が令和6(2024)年12月17日から両立支援等助成金を拡充し、中小企業の育児休業等支援をより使いやすくなりました。①育休中等業務代替支援コース本コースは、従業員の育休中等に、在籍する従業員への業務負荷の増加に伴う業務代替手当に対応する助成金です。今回の拡充により対

働き方改革の取り組み事例について

2024-2025年の年末年始は、非常に特殊で長い休暇期間となりました。土日の配置が絶妙に重なり、最大9連休を実現しました。長い休暇は、十分な休息と心身の回復の機会にもなり、家族と過ごす時間が増えるなど良い面も多くありますが、反面、連休が終わり職場に戻ると、山積みの仕事に圧倒され

労災隠しの実態とその影響

労働災害(労災)は、どんな企業でも予期せぬ形で発生する可能性があります。労災の発生自体は不幸な出来事ですが、最も問題視されるのは「労災隠し」です。労災隠しとは、発生した労災を企業が意図的に隠蔽する行為であり、法律に違反する重大な問題です。もし、労災隠しが発覚すれば、企業は社会的信用を失う

TOP